2010年 12月 05日
石膏取り講習2日目
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今日は昨日作った雌型の内側に離型剤を塗るところから。離型剤にはお湯に溶いたカリ石けんを使う。濃度は一度指につけて擦ると、しばらくしてからぬるぬるしてくる程度。他にもいろんな離型剤があるが、他の離型剤は全て皮膜を作るのに対して、カリ石けんは石膏の性質を変化させて水を吸わないようにするものなので、形が甘くならない。ついでに言うと石膏が型取りに適している理由は、他の化学的な樹脂素材は全て硬化するときに縮む(ひく)のに対して石膏はわずかに膨張するのでやはり形が甘くならないからである。
さて、塗ったカリ石けんがある程度乾いたら石膏を溶いて内側にかける。これを2回繰り返し、表面が透けて見えない程度に厚くなったら次はスタッフ(麻の繊維)を石膏に浸して貼り込む。 隙間無く貼り込めたら、Ⅰ時間ほど待って、いよいよ割り出し。今までの苦労が報われる瞬間である。 完成
Tauchi 記
さて、塗ったカリ石けんがある程度乾いたら石膏を溶いて内側にかける。これを2回繰り返し、表面が透けて見えない程度に厚くなったら次はスタッフ(麻の繊維)を石膏に浸して貼り込む。
Tauchi 記
by ishou_keitai
| 2010-12-05 23:22
| 授業