紹介
カテゴリ
以前の記事
2023年 12月 2023年 04月 2022年 08月 2022年 04月 2021年 11月 2021年 10月 2021年 06月 2020年 09月 2020年 03月 2020年 02月 2019年 12月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 08月 2019年 05月 2019年 04月 2018年 04月 2016年 09月 2016年 06月 2016年 05月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 検索
Official Twitter
画像一覧
記事ランキング
その他のジャンル
|
2023年 12月 13日
2023年度のデザイン科学演習Ⅱでは、「Alien Perspective Project」を行いました。 この授業では、地球に初めて降り立ったエイリアンの視点で、路上における物や風景を捉えます。普段見慣れているものを独自の視点で切り取り、効果的に見せることで、ものを観察し、 発見する能力を養うことが、この授業の目的です。 赤瀬川原平らによる「路上観察学」が近いと思います。興味のある方は調べてみてください! 授業の流れは、 路上で気になったものの写真を100枚撮り、タイトルをつけてInstagramにアップロードする ↓ テーマを決めて写真を撮り進める ↓ 自分の手で製本する というものです。 こちらが授業の管理アカウントです。夏季ゼミで意匠形態学研究室のメンバーが行った試運転がまとまっています。 みんな大絶賛の「小国」 全5回の授業のうち、第1〜3回目は講義、作業日でした。そんなこんなで最終講評です。 まずは自由に鑑賞会。 そして、スマートフォンのカメラをプロジェクターに繋げて、冊子をスクリーンに映しながら一人一人にプレゼンしてもらいました。 制作物をいくつか紹介します。 路上で気になったものを様々なモンスターに見立てていたり、 箱型の本であったり、 コンクリートに開いた穴を星に見立てていたり、 みなさん目の付け所も本の仕様も様々で、面白いものばかりでした。楽しみながら気合を入れて制作したことが伝わってきて嬉しかったです。 最終講評の際、田内先生が「“お気に入り”を見つけることが大切だ」とおっしゃっていたことが印象に残っています。 色んなものに目を向けて自分のセンサーに引っかかったものを大事にしようと思いました。そして、それを他者に伝える力を磨いていきたいです。それはデザインにおいて大切だというのもありますが、何よりそうやって生きていたら絶対楽しいですよね! 大学祭にて冊子の展示を行いました。「これも気になる!」「あれも気になる!」と皆さんなかなか会場を出られない様子が印象的でした。 ではではこの辺で! M1 かわかみ #
by ishou_keitai
| 2023-12-13 10:21
| 授業
2023年 04月 08日
3月10日から12日までの3日間、今年も意匠展が開催されました。 前回に引き続き千葉大学の隅田キャンパスで、都市環境システムコース・環境造園学プログラム・建築学コースの卒展と合同開催です。 総合受付を済ませると、冊子と一緒に航空券のようなチケットを頂きました。 どうやら今年の意匠展のテーマは『TERMINAL』のようです。凝ってますね…! 意匠展の会場は最上階の5階です。 さっそくエレベーターに乗って会場へ向かうと、意匠展のロゴがお出迎え。 明るく広々とした会場は、たくさんの来場者と相まって本物の空港のような雰囲気です。 自分たちの研究を解説している時の嬉しそうな表情が印象的でした。
#
by ishou_keitai
| 2023-04-08 18:58
2022年 08月 28日
「野口体操の会」と呼ばれる活動を訪問。 私たちは大抵、決められた良い姿勢を求めてしまいがちだけれど、すべての人に共通するような絶対的な基準なんてなく、自分の身体にとっての心地よさや違和感を探っていこうというのが野口体操の考え。今回は田内先生の紹介のもと、視覚障害者の運動を研究する佐藤とダンスをテーマにする大川、どちらも身体をキーワードにする院生2人が伺いました。 お邪魔したのは、活動を率いる羽鳥操さんのご自宅。97年前に建てられた蔵を改装したスタジオ。 頭の先からつま先まで、身体は1本の長いバネのようにつながっている。力を抜いた状態で腰を軽く揺すると、その動きは胸や首にも伝わっていく。そんな話を面白く聞きながらもいざやってみると、首の部分がこわばってうまく力が伝わらない自分に気付く。 一方、ものを使って。薄い和紙を広げて宙に浮かべていくと、こんなに軽い和紙でも空気を孕むと下に引っ張られるような重さを感じるし、腕を伸ばした先まで上がり切った時には、ふっと軽くなる瞬間がある。3枚目は、軽く身を引くだけで爆発的な威力を発する麻縄製の鞭。空中で「バチッ」と鳴る炸裂音には本当に驚いた。蔵の2階部分には、和紙や鞭の他にもたくさんの布や石が仕舞われていたけれど、これらはどんな動きになるのだろう? 「自分の身体や物の動き方に耳を澄ますこと、それは一方的にこうしようと思って動くのとは違う、双方向のやりとりなのです」と羽鳥さんが最初に仰った言葉の意味を少しずつ実感しはじめたところで昨日は終了。最後は論文執筆のお悩み相談まで乗っていただいて帰りました。 羽鳥さん、ありがとうございました。 (M2 大川) #
by ishou_keitai
| 2022-08-28 10:59
| イベント
2021年 11月 04日
品川コクヨオフィスにて、カーボンファイバーチェア「CHERCHE MIDI」の開発秘話を伺いました。 デザインしたのは鈴木清巳さん。「素材の魅力と可能性を引き出すデザインを追求し続けている」デザイナーさんです。 今回は久保先生のお仕事の関係で、鈴木さんご本人から直接お話を伺えることに。 2010年に誕生し、素材はカーボンファイバーのみでできています。 最初に受けた印象は、無駄が極限までそぎ落とされていてとても華奢だということ。重量は960gという軽やかさです。 試座を行っているときの様子。華奢ではあるけれども、力強さやしなやかさがあり、「強靭」という言葉がぴったりのように感じました。 座面は繊維が手作業で編み込まれています。 座面からすぼみ、吸い込まれるように脚に続いていきます。 この部分は金型づくりに難儀したそうです。 鈴木さんが全開発過程で最も大変だったのは、職人さんとのやり取りだったそうで、 「当初は意図が伝わらず苦労したが徐々に相手側から動いてくれるようになり、この部分は職人さんの感性や技術で実現できている」と語って下さいました。 脚の部分。 どこにどうハイライトが来るかも意識してスタイリングされたそうです。 自然物が持っているような美しい造形でした。 座面から続く部材との接合部があるのですが、言われてみても外からは全く分かりません。 手書きの原寸図やモックアップを見せていただくこともでき、ワクワクした瞬間です。 興味関心が尽きないまま2時間が経過、まだまだお話を聞いていたい気持ちでした。 参加した学生の感想です。 M2 王さん 「3DCADが主流になっている時代において、カーボンファイバーという材料を考慮に入れつつ複雑な構造を実現するため、職人さんとの対話と手作業で丹念に断面等を確認して製作されたことが印象に残った。」 M2 出野さん 「鈴木さんからお話を伺う中で個人的に一番印象に残っているのが『軽さに特化した』ということです。カーボンファイバーの材料特性を活かすといろんなことができる中で、突出した軽さを目指したそうです。実際に小指だけで持てるぐらい軽くて驚きました。私自身、制作に取り組むときに、あれもやりたい、これもやりたいと色々手を出すうちによくわからないものができてしまう経験をしたことがあるので、何かひとつに特化させることはとても大事だと身にしみて感じました。」 M2 田さん 「『椅子は一番デザインしにくい家具だ』と言われています。今回その意味を身をもって知ることができました。デザイナーが思いつかない職人の素材や構造の技術と、デザイナーの発想が組み合わさって実現しています。その結果、素材の特性を見事に反映した繊細なテクスチャと形状になっていると感じました。」 卒研・修論でより忙しい時期になってきました。体調に気を付けて準備していきましょう。 M2山岡 #
by ishou_keitai
| 2021-11-04 12:38
| イベント
|
ファン申請 |
||